25年ぶり2回目

ずいぶん長く探していたCompilation「noise forest」を買った。最悪、海外からの購入も考えていたので国内で見つかったのは幸いだった。

この作品を初めて聞いたのはおそらく 1993年の夏(1992かもしれない)。そしてそれはノイズ初体験でもあった。このCDと同日に聞いた(と記憶している)Masonnaの「血まみれのアンヌ(Mademoiselle Anne Sanglante Ou Notre Nymphomanie Auréolé)」に打ちのめされてノイズへのめり込むことになる。

このコンピはかつて大阪に存在した「Soleil」というレコード店が出したもののようだ。参加アーティストはNoise Forest (CD, Compilation) | Discogsで、当時の日本ノイズ界の一線級と新進気鋭のアーティストで固められており、非常に豪華。当時のいわゆるジャパノイズの雰囲気を知るには持って来い。アーティスト毎の収録時間が長めなのも嬉しい。

で、久しぶりに聞いた感想なのなのだが、「完全に音楽だ」。「血まみれのアンヌ」は今聞いても素晴らしくノイズなのだが、本コンピはジャパノイズの振れ幅の大きさを垣間見ることが出来る。もちろん、当時聞いた時はそんな事は微塵も思わずに、ただひたすらショックを受けただけだったのだが。