axの互換性

ax(Wi-Fi6)の互換性について、うちの環境で1台対応不能なものが見つかった。古い android tablet だ。アクセスポイントは見えるのだが接続できない。ルーターのaxモードを切っても接続できなかったので実はaxの問題ではないかも知れないが、axモードを切ることがどういう意味を持っているのか詳細は不明なのでわからない。

そこで安価な次善策として Wi-Fi アクセスポイントを増やす、という手を使った。非axのアクセスポイントを作って、そこにつなげる作戦だ。Wi-Fiルータなどのブリッジモードや、Wi-Fi中継機など色々と選択肢はあるが、TP-Linkの RE200 が2500円くらいだったので購入。今回の目的を果たすことが出来る機器は他にもあるだろうが、入手性が良かったのでこれにした。

こういう機器のセットアップとして定番なのは、LANケーブルを接続して.. みたいな感じで少々面倒なのだが、恐るべしTP-Link。スマートフォンのアプリで全て方がついてしまった。アカウントを作らなければいけない点はマイナスで、正直それほど信頼出来るわけでも無いし、TP-Linkはユーザの利便性を上げるために若干乱暴なことをしている感もある(NTPの件とか)。しかし、結果的には非常に簡単に設定できて、ファームウェア更新すらアプリから出来て、やりたかったこと(5GHz帯を使いたくない、無線出力を抑えたい)がこの価格の製品で実現できてしまったのだから文句はない。

これは実家のネットワーク環境を刷新する時が来たら、特にPLC機器が不調になったら、TP-Linkが候補に上がってくるかもなあ。