Ubuntu flavor 試食会

長い間、使わずに放置していた Thinkpad X121e。ちょっと熱を持ちやすい感じで使わなくなってしまったのだが、一応 i3プロセッサで 2 cores / 4 threads というそれなりの性能のマシン。液晶がHDなのが問題だが、老眼には優しい。

そこで、現状の Ubuntu を試す実験場と割りきって、色々なflavorを試し食いしてみた。基本的に Out of the box の状態で動作すること、既知の情報や標準のGUIでカスタマイズ出来ることを条件とする。

最新版。デフォルトで Wayland セッション、Gnome 環境というかなり実験的な構成。X.org セッションや Unity(機能制限版)使用も出来る。Intel GPUなので、Wayland自体はほぼ問題なし、なのだがちょっと古いハードウェアなので負荷はちょっと高め。Gnome shellはまだ慣れない。18.04 も来るので早めに慣れないといかんなあ。

結局、Waylandではちょっと動作に不安のある箇所があり、X.org では何故かタッチパッドが無効化出来ない(コマンドラインからは出来るのだが)ので、他のものを模索することに。

そう悪くはないと思ったが、設定などが複雑怪奇。カスタマイズ性は高いのだが過去の歴史を全て背負った感じ。でもまあ、常用しても大丈夫かなーと思っていたら、fctixのパネルを触るとUIがフリーズするという致命的な問題が。灰色の無地ウインドウが出て、マウスは動くがどこも触れず何もアクティブにならない。触らなければいいのだが、面倒なので次へ。

見た目はスタイリッシュ。しかし、意外と設定などはとっちらかっている。まあ、悪くはない。しかし、CtrlとCapsを入れ替えることができず。これさえクリアできれば、使ってもいいなと思ったのだが。

負荷が高めなのは予想通り。しかし、ちょっと過渡期である無印よりはましか? とにかく久しぶりのKDEを試用中。