サーバクラッシュ

嫌な予感は当たるもので、サーバの再起動のタイミングでHDDがお亡くなりになった。spectreの対応に伴う再起動だったので致し方ないが、せめて翌日が休みの日にやるべきだった。休みの最終日の深夜は最悪のタイミングだ。

2.5inch HDDを捜索開始。そもそも最近、HDDを使っていないことに気づく。SSDばかりだ。たまたま、ノートPCをSSD化した時に余ったHDDが同サイズだったのでそれを使用。Windows7が入っていたが、そのマシンはLinux専用機にしてしまったし、リカバリもあるはず。

そして最悪なことに、サーバー部屋が普通に入れない状態になっており、荷物の上をなんとか通ってマシンを救出。HDD はスピンアップすらしない、最悪の壊れ方。サルベージの可能性はゼロ。つまり、proxmoxの再セットアップ。

初めての再セットアップなので、備忘録。

proxmox は 4.4だったので 4.4 を使用。5.1に上げる前で良かった。一応、外部HDDにコンテナのバックアップはあるはず。

インストールは、インストーラのデフォルトに従った。以前は lvmを使わないセットアップだったはず(lvmが苦手なので手動でpartitionを作ったのかも?)。bootパーティションが無くなったし、昔のfstabを見たら ext3だった。ext4 で lvm になったので、再セットアップは良かったのかもしれない。ネットワークから切断した状態でセットアップしたら、設置して接続した時に何故か繋がらなかった。原因を調べるのも辛いので接続状態で再セットアップ。USBメモリからのインストールなので小回りは利く。繋がった。

sshは繋がるが、何故か httpサーバが コンテンツ無しを返す問題が発生。どうも、過去のログイン時のキャッシュ or Cookieが悪さをしていたようだ。GPD Pocket をサーバ室での接続確認に使用。便利。

外部HDDがちょっと不安定だったのですんなりとは行かなかったが、なんとかバックアップを認識してrestore。Diskのラベルが「バックアップ」から「VZDumpファイル」になっていた。Webインターフェイスだけの話だが。設定なども含めてrestoreしてくれるので、手動でやったことはIDを合わせたことぐらい。予想以上にスムーズだった。

外部HDDのバックアップがあれば復帰はスムーズだとわかったので、HDDを2台つないで(USB HDDはなぜかあまり気味なのだ)バックアップを冗長化した。